仮想通貨のエアドロップとは
仮想通貨のエアドロップとは、無料で仮想通貨がもらえるイベントのことです。
「Air(空)からDrop(降ってくる)」というのが語源です。
なぜ無料で仮想通貨がもらえるの?
仮想通貨の世界では、毎日のように新しいプロジェクトが生まれています。
その中で、頭一つ抜けてユーザーに認知してもらうには、エアドロップのようなマーケティングが不可欠です。
仮想通貨を無料で配る=エアドロップをすることで、より多くのユーザーに知ってもらい、注目を集めることができます。また、多くのユーザーに仮想通貨を配ることで、ホルダー(保有者)を分散することができ、健全なエコシステムを実現できます。(一部のホルダーがいっぱい持っている状態は良くないですからね…)
エアドロップをもらう条件と受け取り方【経験談】
各プロジェクトによってエアドロップの条件は異なります。このあたりは、実際にエアドロップをもらう経験をしてみないとわからないかもしれません。
ここでは、私の経験談を紹介します。必ずしも同量のエアドロップがもらえるとは限らないので、参考程度にお考えください。
STEPN
- STEPN:歩いたり走ったりするだけで稼げるMove to Earnアプリ
- エアドロップ条件:初期ユーザー(エナジーを消化している必要あり=アクティブユーザー)
- エアドロップ量:$GMTを約2〜3万ドル分(保有していれば、4万ドルくらいになっていた…)
- 受け取り方:STEPN内のウォレットに自動配布
※STEPNは何度かエアドロップを行っており、上記は1回目のエアドロップ
Arbitrum
- Arbitrum:イーサリアムのレイヤー2
- エアドロップ条件:Arbtirum上の取引ボリュームや使用期間など
- エアドロップ量:$ARBを約1万ドル分
- 受け取り方:特設ページにウォレットを接続してClaim(請求)
Arkham
- Arkham:オンチェーン分析ツール
- エアドロップ条件:登録だけ(+紹介ボーナスあり)
- エアドロップ量:$ARKMを約3万ドル分(保有していれば、30万ドルは超えていたはず…)
- 受け取り方:特設ページにウォレットを接続してClaim(請求)
Maverick
- Maverick:イーサリアム上のDeFiインフラ
- エアドロップ条件:スワップ&流動性提供
- エアドロップ量:$MAVを約3万ドル分
- 受け取り方:特設ページにウォレットを接続してClaim(請求)
Jito
- Jito:Solanaのリキッドステーキングプロトコル
- エアドロップ条件:ステーキング
- エアドロップ量:$JTOを約13万ドル分
- 受け取り方:特設ページにウォレットを接続してClaim(請求)
Aevo
- Aevo:PerpDex
- エアドロップ条件:取引ボリュームなど
- エアドロップ量:$AEVOを約14万ドル分
- 受け取り方:特設ページにウォレットを接続してClaim(請求)
エアドロップのメリットとデメリット
仮想通貨のエアドロップには、DeFiのハッキングリスクというデメリットがありますが、スキャム(詐欺)に遭わなければ、基本的にメリットしかありません。
DeFiの世界では、スキャムが日常茶飯事です。まだセキュリティ対策をしていない方は、「Security List」を参考にしてください。
エアドロップに関するよくある質問
エアドロップは必ずもらえるものではありません。あくまで可能性程度に考えましょう。
最近の傾向としては、アーリーの段階でエアドロップを公言し、集客しているプロジェクトが多いです。初心者の方は、エアドロップを公言=エアドロップ確定のプロジェクトから始めてみると良いかもしれません。
ただし、エアドロップを公言すると、その分ユーザー数が多くなるので、一人当たりのエアドロップ数量は相対的には少なくなります。
こちらの投稿を参考にしてください。
エアドロップは今からでも間に合いますか?という質問をよく頂くので回答いたします。
間に合うか、間に合わないかということよりも僕の体験談をお話した方が早いと思うので、そこから。…
— taka__crypto (@taka__crypto) April 4, 2024
エアドロップを探しているというよりは、常に新しいDAppsを探しています。個人的には、「新しいDAppsを触っていたら、結果としてエアドロップがもらえたという状態が一番好ましい」と考えています。
DAppsの探し方はシンプルで、
などを使っています。
あとは、VCの知り合いや有識者からの情報。このあたりは、コネクションありきですが、Xでインフルエンスが付いてくるとコネクションが広がっていきます。Xでフォロワーを増やす一番のメリットかもです。
ちなみに、AirdropListでは、すべてのエアドロップを網羅的に紹介している訳ではなく、厳選してエアドロップ情報を発信しているので参考になると思います。観測できる範囲でも、読者さんは数億円のエアドロップを受け取っています。
以上、宣伝でしたw
もちろん、税金はかかります。
(2024年3月1日時点)私の認識としては、市場価格が付いているものに関しては、エアドロップをもらったときの時価で収益を計算します。例えば、Aコインの市場価格が100ドルの時点で、Aコイン1枚のエアドロップをもらった場合、100ドルの利益と考えます。
一方、エアドロップをもらったときに、まだ市場価格が付いてない場合は、収益に含めなくて良いと解釈できます。ただし、売却時にはもちろん税金はかかります。
詳しいことは、税理士さんに必ず相談してくださいね。私自身、仮想通貨専門の税理士さんにすべてお任せしています。
プロジェクトにより異なります。
どれくらいもらえるかは、蓋を開けてみないと誰にもわからないことです。
自分でググるレベルの質問ですが、一応。
「Claim=請求」という意味です。例えば、エアドロップがEligible(適格、対象)だった場合には、Claimすれば仮想通貨がもらえます。
昨日(2024年3月2日)、この質問をいただきました。
正直、このようなコンサルがあることに驚きです。どのようなサービスを提供しているのかはわかりませんが、入るメリットはほとんどないと思います。
特に、サービスの売りとして「エアドロップ情報」を挙げている場合、ほとんど価値はないですね。単純に、Xを見れば、情報収集できるので。情報は平等です。サービス提供者しか知らない情報なんてありません。
VCなどは別です。実際に、多くの有益情報を持っています。しかし、上記のようなサービスを提供することは決してないでしょう。インサイダーになってしまうので…。
ちなみに、私の偽物が大量発生しており、情報商材を売っているようですが、私はフォロワーさんからお金を頂くサービスを何一つやっていないのでご注意ください。
私の偽物が大量発生しています。LINEに誘導して詐欺商品を売っているようですが、私はフォロワーさんからお金を取るようなことは絶対にしないので、ご注意ください。Twitterは本垢とサブ垢の2つしかやっていません。(もし見つけたらブロック&通報お願いします🙇♂️)@taka__crypto @taka__crypto2
— taka__crypto (@taka__crypto) March 13, 2024
たしかに、競合を増やすことになりますね…。
ただ、私は日本を見ていない、というか、日本人プレイヤーが少し増えたからって、影響はほとんどないと考えています。そのため、少しでもDeFiの未来にワクワクして、資産を増やせる人が増えたらいいなと思い発信しています。
事実、毎日のように新しいDAppsが生まれており、それらを利用することで、仮想通貨の最前線にいる感覚を味わえます。
エアドロップのいわゆるお触りに使う程度であれば、何でも良いと思いますが、RAM(メモリ)が高いPCの方がさくさくリサーチできて良いですね。
私は、MacBook Proのメモリ36GBで、モニター3台使って、リサーチやお触りをしています。
ちなみに、ノード運用を考えている場合は、スペック重視で購入した方が良いです。